王の禁断の炎
ヤクシア魔女族最後の聖女エヴァンジェリンは、光の王国にかけられた呪いを解くという運命を背負っている。長老たちの秘密の命令を受け、彼女は七王国の第一後継者ヴァレン・ドラクルとの間に子を宿すと誓い、キングズランディングへと旅立つ。しかし、嵐に打ちのめされた辺境のテントの中で、強力な媚薬の毒に苦しむ、恐るべき、荒々しい銀髪の男が押し入ってくる。彼の特徴的な銀髪に気づいたエヴァンジェリンは、彼を婚約者のヴァレンと勘違いし、使命を果たすために従順に処女を捧げる。翌朝、鴉がメッセージを届け、エヴァンジェリンは、本当の婚約者ヴァレンがずっとキングズランディングにいたことを知り、衝撃を受ける。昨夜、彼女を力ずくで奪った男は、他ならぬ婚約者の実父、七王国の暴君であり、至高の黒竜王アリスター・ドラクルだった!宮殿に足を踏み入れたエヴァンジェリンは、残酷で無能な婚約者ヴァレンと、圧倒的な支配力を持つ黒竜王アリスターの間で身動きが取れなくなってしまう。鎖骨に刻まれた癒えることのない真竜の烙印、魔女から没収されたコアアーティファクト、レッドキープの隠し部屋での密会、そして蛇女サーシャによる秘密の監視。こうした状況が、誤解と搾取によって燃え上がった禁断の炎を、レッドキープ全体に激しく燃え上がらせるのだった…。
テーマ: 禁断の愛, ドラゴン